辞書の冒険
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辞書の冒険

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ヨルシカの最新のアルバムがリリースされた!「二人称」というタイトルは魅力的だと思う。リリースからわずか二週間しか経っていないのにもう始めから終わりまで何回聴いたんだ。アルバムとともに、同題の「書簡型小説」ってものもリリースされたらしい。手書きで書かれているし、著作がヨルシカの歌詞を書くn-bunaさんだし、手強くて読みにくい小説、たぶん。余談だけど、英語の書簡型小説に相当する語はepistolary novel(エピストラリ・ノベル)だ。この単語は、小説の発表の前に全然知らなかったの。日本語のほうは、知らない単語の意味を推測するのが簡単よね。書、簡、形、小、説もすべて分かったら書簡型小説という単語も、すぐに「キャラクターの書いた手紙で物語を語る小説」というのが分かるでしょうね。

でも、面白い単語もあるよ。最初の曲(雲になる)の最初のせりふは

雲を見ていた
昼の入道雲

入道雲?気に入る。雲でできているトンネルとか入口とかみたいなイメージが思い浮かんでるね。最近、英和辞典頼りきって、国語辞典を使いはじめる。そして「入道雲」をサーチしようか。

積乱雲や雄大な積雲の俗称

ふむ。確かに。「や」「な」「の」しか分かんない😅

しかしこういうことはそもそも国語辞典を使うわけよ。新しい単語を習う速度がアップした、たぶん。分かるようになろうとしよう。ひとまず、「積乱雲」。積もった乱れている雲のイメージ。大型雲⋯⋯cumulonimbus(キュミュロニンバス)かな?次の単語は「雄大」。各々の漢字は分かる(ユウ・おす、ダイ・おお)けれど、組み立てたものは分からない。大きなもののイメージ。「積雲」は簡単。でも、俗称⋯見知らぬーつ目の漢字。私にとっては、これが日本語の仕組みの弱点。もちろん、中国語のせいだね。俗称をクリックすると、

世間で通っている、正式でない呼び名。通り名。通称。

という説明が現れてくる。「ではない」かわりに「でない」という⋯⋯脱線するな。これは第二層だ、もう油断の余裕なんてないよ。文法の問題をさておき、さっぱり知らない単語だらけの定義を睨むと、理解できると思う。俗称は「ニックネーム」みたいなことを意味する単語そう。だが、冒険の終わりで(は)ない。第一層とへ戻ろう。

ああ、第一層の雰囲気は涼しいね。雲の毛布みたい⋯⋯何かを忘れた気がする。あ、そうだ。さっきの推測は正解かそうでないか話さなかった。入道雲のページを少しスクロールすると雄大な、金床のような特徴的な形の雲を表す画像が見えてくる。結局cumulonimbusは正解だった。

第二層は怖いけど、他の層はもう一層怖いでしょう。いつか冒さればいいね。

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