怖い言葉
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怖い言葉

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「逆転裁判」をプレイしている間、面白いことに気づいた。あっ、逆転裁判はヴィジュアルノベルよ。俗称の通り、アニメーションや映像などで物語る小説っぽいゲームなの。費用ほぼゼロで開発されることが多いので、音声があるVNは珍しい。平たく言うと、ヴィジュアルノベルとは非常に高い絵本みたいなもの。

面白いことは、私にカタカナが読めない。いえ、ちょっとうそでしょ。ハヤク読むことができないようよ。法廷舞台だけどティーンネイジャー向けのゲームなんだから、簡単な漢字しか使わないわけ。複雑な漢字をさけるため、ひらがなかカタカナを代わりに使う。たとえば「法廷侮辱罪」は「法廷ブジョク罪」にされた。もちろん強調をしめすために使うこともできるね。速く読みたいけど、カタカナで書かれた見知らぬ言葉を見るとしばらく読書を停止して理解するために集中しなければいけない。ブジョク?あー「侮辱」ね。そういう感じ。漢字に頼らず知らない言葉を分かるようになるために聴力を磨こうとした方がいいかな。複雑で長い文を理解したり分解したりできる頭脳のない私はせいぜい頑張っている。「会話の0.2秒を言語学する」を書いた水野によると、文を言葉に分解するのは発話の理解の第一段階らしい。とすれば、私は母語でもたまにできない特に良くないよ?言語学習ならこんな弱点は致命的だよね。

逆転裁判に戻ろうか。法廷の舞台だから主張、推理、根拠などをキャラクターがよく言う。正直なところ、「主張」の英訳を知らない。意味は分かるけど翻訳はできない。ちょっとおかしいね。こういうシンプルな言葉には辞書が必要じゃない。ただコワい言葉もある。挙げてみると「わけ」と「はず」。英訳を調べても絶対に分からないもの。事情に収まることを自ら見ないわけにはいかない。なぜかこの二つめのニュアンスがつかみにくいようだけど、少しずつ明確になっていく。いつかこころの中で意味をあきらかにつかめるといいな。

ネイティブの立場から共感しにくいけど強いて言えば、英語のもっとも怖い言葉はget, make, let, doに決めようかな。間違いをしないようにわざと使わずに書くことや、文句をグズグズ言い立てる学習者に会うことが多い。やむを得ないね。本当にムズカシイ言葉わけ。だからこそ使ってください!雨降って地固まるはずね。まことの素を持っていることわざよ。

日本語の怖い言葉は名詞しか捻出できないが、英語だとは動詞しか思いつけない。二つの言語の構造はまったく違うわけよね。

もし異議などなければ、これにて閉廷としましょう。

Headline image by sasun1990 on Unsplash

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