メタ社を過大評価した話
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メタ社を過大評価した話

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メタ、グーグルなどの大きなSNSプラットフォームが利用者(ユーザー)の情報を収集し、それを元にユーザーの好みなどを学習し、いつの間にかユーザー自身よりユーザーのことを知ることになるんじゃないかと危惧する人が少なくないと思います。 実際、メタ(旧フェイスブック)を始めとするユーザーの個人情報を売ることで儲かっている企業がたくさんあります。 ただし、それらの企業がユーザーの好みや性格を完璧に把握しているかというと全然そうじゃないんじゃないかと思います。 私は、良くも悪くも、昔からフェイスブックを利用しています。 フェイスブックは以前から、利益を上げるために必死になったせいか、ユーザーのニュースフィードでは友達の投稿を大きく減らした代わりに、広告やいわゆる「おすすめのコンテンツ」を増やしています。 高度なAI技術や情報収集能力を持つメタ社なら、20年近く利用してきた私の好みを完全に予想できるんじゃないかと思う人もいるかもしれません。 ところが、ニュースフィードを埋める「おすすめ」の投稿からすれば、フェイスブックは私のことを全然知らないんじゃないかと思い始めています。 最近ニュースフィードで見たおすすめのコンテンツは以下の通り、 極右のミーム 西アフリカ人向けのお笑い タガログ語の投稿(タガログ語を話さないので内容が分かりません) ママ友グループ 飛行機マニア 化粧品の広告 格闘技ニュース などなど 私は上のコンテンツに一切興味がないし、「興味なし」ボタンを押してもニュースフィードからなくなりません。 メタ社の技術力はこの程度かと少しがっかりしました。笑 でももしかしてメタのAIは逆にとても高度になっていて、今は興味がないとしても私の潜在意識のどこかが上のような投稿を求めていると判断したのかもしれません。 いや、やっぱりあり得ないですね。それは。笑 SNSプラットフォームの「人を知る」能力はまだまだのようです。

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