火曜日、自分の住んでいる町にある日本美術・技術博物館に行ったんだけど、展覧会に入ったら、子どものグループがいることに気づいた。ガイドの方は次の絵や武士の鎧(武士に関する展覧会でした)から離れて何も触らないように子どもたちに言いました。
そのグループを追い越して、しばらく経って「おいおい、みんな!触らないでって言ってたでしょ!壊れやすくて、古い遺物なので、触っちゃ駄目!」って聞こえました。「まったく、子供って…いくら触るなって言い聞かされても、触りなって聞き間違えるみたい…」ってあきれました。
その日の午後に読んでいる本に「赤子」って単語が出てきました。「ふん、正式そうな単語だな。『赤ちゃん』には正式な単語なんてないと思ってたけど。あら!ポーランド語と全然違うじゃん!」というふうに今日のテーマが思い浮かびました。
調べた限りでは「赤ちゃん」や「赤子」や「赤ん坊」は新生児の赤く見える皮膚から来るそうですね。ポーランド語の「niemowlę」と「niemowlak」は見た目からじゃなくて赤ちゃんの音、むしろ無言からくる言葉ですよ。日本語に直訳すれば、「話さないもの」みたいになります。「bobas」と「dzidziuś」という他の言い方もありますが、それらと上記の「niemowlak」はよりカジュアルで親しい感じがします。「niemowlę」のほうがまだ話せない子どもの一般的な呼び方だと思います。
もう一つ思い出したのは「niemowlę」の語源は少し「Niemiec」(ドイツ人)に近いということです。「Niemiec」のもとに「niemy」(口がきけない)という言葉があります。でもドイツ人は全員話せないということがありませんね。昔のスラヴァ人は「あいつらの話していることが理解できないなら、私達にとって口がきけない人と同じじゃん!」って思ってそういうふうにその知らない民族をを名付けたそうです。
「niemieckie niemowlę」を日本語に直訳すると「口がきけない話せないもの」という重言になってしまいますねw
ところで、重言はポーランド語で「pleonazm」なんだけど、それより一般的な言い方は「masło maślane」(バターっぽいバター)ですよ。「下に落下する」とか言ったら「バターっぽいバターじゃん!」って叱られることが多いですw
日本語の重言で代表的なのは、「馬から落馬する」ですね。あと、「頭痛が痛い」とか。
@Akiko さん、「いる」と「ある」の違いが分かっていますが、アウトレットしている時はつい、すべてを「ある」にすることが多いです😅。でも、長い間ドイツ語の「weil」のあとの語順のルールを知っても間違えたこともよくあったんだけど、時間が経ったらその過ちを犯さなくなったので、「ある」と「いる」の使い分けもよくなるかもしれません。
重言といえば、ポーランド語は結構厳しいかな。「下に落ちる」とか「足で蹴る」などが重言として認められています。
おもしろい。「足で蹴る」も日本語ではぜんぜんおかしい感じがしないです。言われてみれば、足以外で蹴ることはできないですよね! とてもおかしいのに!
私も英語で「分かってるのに」まちがえること、よくあります。何回もまちがえて、何回もフィードバックされてるうちにだんだん直るんじゃないかなと自分では思ってます。