(English version available here)
昔々あるところに、桜にも山にも挟まれる神木(かみき)という村がありました。この村にたまに訪れるオオカミがおり、村を戦う妖怪を謎の筆業(ふでわざ)で倒せました。真っ白いから、村人が白野威(シラヌイ)と名付けました。
村は忌まわしき呪いで苦しんでいました。毎年大王蛇ヤマタノオロチが生贄を要求することがありました。新嘗祭の前夜に地獄から矢が一軒の屋根を刺せ、村人がその家の娘を捧げないと村は破壊されるようでした。
ある年、村の英雄のイザナギは愛する娘が捧げとなるところで、オロチを滅ぼそうと決めました。白野威とともにオロチを押し寄せました。
ただの人間とオオカミはオロチにかなわないに違いませんでした。オロチの八本の首で連打で襲ったり噛んだりしてました。しかし負けるところに、急に白野威が月に吠え声をあげると、月を遮っていた雲が別れ、イザナギの剣は月光で浴びると月の神様に力を与えられました。まるで月の影響で上がる波みたいに、イザナギは前に駆け出すと、オロチの首を一発で真っ二つに切って、他の首も素早く追いました。イザナギは剣につくよみと名付けると、それでオロチの体を封印させました。勝利の疲れ切った英雄は村に帰りました。
村人は英雄を称えるために石像を作りました。百年後以上の今でも神木村を守っていると言われますよ。
おとぎ話みたいですよね。でも実は「おおかみ」というビデオゲームのカットシーンからです。プレイステーション2でリリースされたから今ちょっと古いですよね!でも日本的なウォーターカラースタイルのイラストだから今でも美しいと思います。本物のおとぎ話を含んでいるけどいくつかの偽物もあるから、外人だから分けにくいのです。もちろん、私にとっては日本の伝説は興味深いですよ。日本文化に興味あるきっかけの一部はこのゲームだから、もとの言語でやれることは嬉しいです。主人公は天照大神でも白野威の像を憑きますから、人間にはたったの真っ白いオオカミの様子が見えます。おおがみでもオオカミの様子。日本語を学び始めてからこのダジャレをしばらく気づきましたが今でも面白いと思います。アマテラスは虫みたいな旅絵師の一寸(いっすん)と仲間になります。彼は「あま公」とアマテラスを呼びますが英語だと「Ammy」といいます。大学頃私をAmmyと呼ぶ友人がいました。ふたりともこのゲームの楽しみで近づけました。
天照神様は新嘗祭に関係あるそうですね。新嘗祭について聞くばかりのでこの投稿を書くのもこのゲームをやるのも偶然ですよ。天照のおかげかもしれませんね。
私の生まれた県、滋賀県にはヤマタノオロチに伝わるお話が残されています。いつか、英語で紹介してもいいかもしれませんね。そして、天照大神は、日本書紀の中では女性です。
楽しみにしています!