陽だまりの詩#6
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陽だまりの詩#6

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家に着くと、ロボットは作者に自分を直してくださいと願いました。作者は慌てて、早く地下室に行こうと言った。ウサギを直してほしいとロボットは作者に頼んでも、すでに死んでいたと作者は言った。

地下室へ向かっていたときに、作者は外にウサギを置いておくように言ったけど、どことなくロボットはできなかった感じた。そして、作者はロボットに作業台で応急処置をしている前に、そばにあるテーブルにウサギを寝かせた。

ーーー

応急処置を受けているあいだに、ロボットはウサギを見ていた。作者もこうになるだろうとロボットは考えていた。作者だけじゃなく、すべての生き物、自分さえいつかこうになると考えていた。そう考えると、突然ロボットはかつてない恐怖を感じた。「死」というのは「停止」だけではなく、この世、この自分の別れでもある、とロボットは気がづいた。ロボットは応急処置を受けながら、そう考えて少し泣き始めた。

完全に修理するには3日にかかります。作者の体は限界に達するので、後の処置はロボットが自分でしなければならない。

作者はそれをロボットに説明しながら、ロボットが泣いていた。「あなたが嫌いです」とロボットは作者に言った。なんで自分を作ったときに「心」を作っていたのかとロボットは尋ねた。心がなければ、愛を感じなくて、「死」での別れの恐怖を感じてはならない、と。

ーーー

ロボットの体中は包帯で巻かれたけど、歩くことができます。冷たく死んだウサギを抱いて外へ向かった。作者はついてきた。「残り4日です」と作者は言った。

ウサギのために埋葬する場所をロボットは探し始めた。緑の芝生がたくさんある場所に埋めることにした。その場所にはたくさん鳥が集まっているので、ウサギが寂しくないとロボットは考えた。

掘り始めながら、作者のために同じことをしなくてはいけない、とロボットは考えていた。耐えることができない、と。

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