読んでいる本について #22
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読んでいる本について #22

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ルルウは取り乱して、何度も「ありえない、現実じゃない」を言った。アガサはなんとかルルウを黙らせることができた。みんなはホールにある十角形のテーブルに座った。お互いを見ることができなかった、オルツィが昨日座っていた席は目立っていた。

しばらく話をしていて、見ていたことについて詳細を話せてくれませんかとポウに尋ねた。

オルツィはナイロンで絞殺されたとポウは説明した。争ったの気配はなかった。そして、脈拍を確認している間に、右手の指の握りはそんなに強くなかった。つまり、死期はわりと数時間前だった。なんで犯人はオルツィの死体を整えたのか理解できない。それに、中村の妻のようにオルツィの左手が切り取っていたと付け加えた。死亡時刻は午前6時から9時までポウは推定していた。

エラリイはみんなにその間に何か気がづいたのかと尋ねたけど、誰も何も答えなかった。だが、動機があると思うのかと尋ねて、みんなはカーを見つめていた。どうやら以前カーはオルツィに振られたそうだ。でもアガサはそう思わなかった、カーがオルツィの死体を整えるような人間はなかっただからと言った。

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