この間、@yumiyumayumeさんは柿についてのポストを書きました。そのポストに柿の渋い味を指すためにastringentという英語言葉を使いました。これは正しいです。だけど、ある英語のネイティブの人がその言葉を聞いたことがなかったから他のきちんと通じていない言葉を勧めました。 Astringentとはあまり知られていない言葉だと認めますが、なんでその言葉が使われていないでしょうかとちょっと考えて、このポストを書きたいと思いました。
最近Kevin’s English RoomというYouTubeのチャンネルを見ていました。英語のネイティブの日本人と友達が英語とアメリカのものを楽しく話し合うチャンネルです。そのアメリカのものの一つはアメリカの料理です。甘甘いお菓子やファストフードの色々ハンバーガーを味見て話し合います。その動画を見れば、あら、アメリカの味覚はなんかこどもっぽいなぁと思ってしまいます。
そのため、渋いという味はそんなに良くない味だと思われているからアメリカの料理に出ない味です。お茶の渋さがそんなに悪くない日本の文化とちょっと違うでしょう。アメリカの飲み物といえば、だいたい全部甘いものです。ブラックコーヒーを飲む人もいるけど、一番人気のはスタバの甘甘いフラペチーノです。煎茶に砂糖を入れるアメリカ人もいます。渋いと言える飲み物はワインだけかな。
そんな渋い味があるものをあまり食べないから、astringentという単語が使われなくて、知られていない理由だかなと思っています
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私の経験からなのですが、アメリカ人は甘いか辛いかはっきりとした味の物を好むように思います。日本人は、もう少し複雑な味が好き。そして、渋いは味覚に日本語では分類されますが、astringent、どちらかというと味覚というより感覚的な単語ですよね。それも面白いなぁと思います。いずれにしても、大衆が知らない単語なので、私の中ではastringent は覚えなくてよい単語に分類しました(笑)。それからアメリカには「ツィンキー」というお菓子がありますよね。あれが、日本の「東京バナナ」に形がそっくりなので、アメリカ人の友人へのお土産に買っていったことがあるのですが、みんな最初、「わ~い!日本のツィンキーだぁ!!!」と大興奮したのですが、いざ食べてみると「甘すぎて食べられない!!!」と食べた友人全員から言われました。甘い、に対する味覚が違うんですよね。私にとってはアメリカの甘いものは甘すぎる、でも、彼らには日本の甘いものは甘すぎる、これも私が経験したアメリカでの面白い経験です。そして、昨日ユダヤ系アメリカ人の友人とastringentについて話したのですが、薬でその単語を覚えたと言っていましたよ。おっしゃるように、渋い味はアメリカには少ないのでしょうね。今度、イギリス人の友人にもう一度渋いについて聞いてみます。別のアメリカ人の友人が、アメリカ人は、簡単な単語を薦めるけど、イギリス人は、より複雑な単語を使うというもので(笑)。
日本人は逆に「すごく甘い」ものをあまり食べないので、それを形容する言葉が一般的ではないです。でも「極甘の」という言葉は一応あるので、「甘甘い」は私だったら「極甘の」と書くところかなと思います。カジュアルな言葉だと「超甘い」とか「めっちゃ甘い」とか言う人もいます。もちろん「すごく甘い」でもいいです。「甘すぎる」「甘ったるい」だと主観的な感じになります。
Kevin’s English Room は私も時々見るのですが、日本語がほとんどネイティブの Kevin が「太い」を「厚い」と言っていた回があったと思います。逆に英語では thick を棒状のものにも使うんだなあと勉強になりました。
「渋い」は、人や物の見た目、趣味嗜好を表現することもできる面白い言葉ですよね。汚い表現で申し訳ないのですが、甘すぎて気持ち悪い食べ物のことを表現するときに「ゲロあま」と言ったら、周りの人に確実に伝わりました :D