Japanese
アベマプライムというネット番組が、アメリカのハリウッドにおけるアジア人差別を取り上げました。
https://www.youtube.com/watch?v=anzddfux79Y
ハリウッドで活躍している日本人の俳優、そして外国のルーツを持つ日本人も番組に参加して、差別という問題について様々な視点から語りました。
私にとってはとても勉強になる会でした。
ハリウッドが掲げる「ダイバシティー」が薄っぺらいものだとは以前から何となく感じましたが、アメリカに住む俳優さんの話を聞き、そして動画に寄せられた数多くの欧米で受けた差別体験を振り返るコメントを読み、自国で現在起きているアジア人差別は思ったより酷いものなんだなと気付きました。
ただそこで、youtubeの「オススメ」の欄には過去のアベマプライムの回で在日コリアンに対するヘイトスピーチを取り上げた動画がありました。こういう動画にどんな反応があったのかなと思い、クリックしてみました。
しかしコメントを読んでみたところ案の定、むしろヘイトスピーチする側を擁護するものばかりでした。前の動画で読んだような差別の理不尽さに怒るコメントはどこも見当たらなかったのです。
差別の難しいところは、自分が受ける対象じゃない場合にはなかなか関心が持てず、そればかりか、無意識に差別する側に立ってしまいかねないというところだと思います。
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日本にも在日朝鮮人や中国人に対する根強い差別が残っています。私は差別は、家庭で受けた教育にも大きく影響していると思っています。例えば、自分の母親が、小さい時に差別的な事を言っていたのを聞いて育つと、自分も知らず知らずのうちに差別的な発想になってしまう、というような事です。日本でもだんだん差別はいけないことだと認識されるようにはなってきましたが、正直、まだまだ親しい友人達の間で、家族の間で、差別的な発想や会話になることは多々あります。人はグループを作る生き物、なかなか、差別を排斥するのは難しい問題ですね。
差別の問題は本当に難しいです。私は、差別的な発言の線引きがはっきりとできません。発言を受け取った側の生い立ちとか、その瞬間の心の状態によって、差別になったりならなかったり...。私も自覚せずに誰かを差別しているかもしれません(>_<;)
@yumiyumayume おっしゃる通りです。どうすれば状況が良くなるんだろうと思うことがよくあります。私たちはまず差別への意識を高めた方が良いでしょうが、過剰に意識してしまうとまた別の問題が起きるかも知れません。本当に難しい問題です。
@Aki_ 無意識なところが怖いですね。差別をしない努力はもちろん大事ですが、悪気なかったが差別してしまった人を許す寛容な心も持たないといけないと思います。
そうですね、日本人は韓国人と中国人に差別的な感情を持っている人が多々いると思います。メディアが煽るのことも原因の1つだと思います。また、日本にずっと住んでいるとマイノリティになることがないので、自分が差別していると言うことに気づいてない人もいるように感じます。。。シンプルに、そう言う人たちのことは嫌だなと思います。
@mell ありがとうございます。そういう人たちはアメリカにもいっぱいると思います。している側は気づいていないとしても、されている側にとってはたまったもんじゃないですよね。
差別感情が起こる原因にはメディアとインターネットの影響が大きいでしょう。