今日書きたいのは政治家ではなく、一般国民についてです。
民主主義は国民の参加、決定で成り立つ制度なのですが、アメリカ国民の知識レベルではよく機能しているなと思うことがあります。
3割以上は未だに進化論を信じず、また、いわゆるY世代の3割が地球が平面ではないかと疑っているようです。進化論を信じない国民は減ってきたとはいえ、地球平面説を信じる人は年々に増えているらしいです。(その中、宇宙自体を信じない者が少なくない)
さらにある世論調査によれば、1200万人のアメリカ人は世界がトカゲ人間に支配されていると信じているそうです。
百歩譲って進化論を信じないのは宗教的な理由で仕方ないことだとしても、地球平面説やトカゲ人間信者がこんなにいるというのは基本知識の低下を如実に物語っているのではないでしょうか。
こんな国民は選挙で合理的な判断ができると思いますか。笑
アメリカだけではなく、世界の民主主義が同じような悩みを抱えているかもしれません。いずれにしても、民衆の知識の低下はSNSやAIの台頭につれて深刻さを増している気がします。
世の中に関する基本事実すら理解できない(もしくは知らない)国民は悪質な勢力に影響されやすく、国が危機的な状況に陥ると混乱を起こす傾向があります。
実際コロナ禍でアメリカでは何度も大混乱が起きてしまいました。原因は様々ですが、基礎知識の有無も大きく関係していると思います。
民主主義国家における国民の知識不足は昔から存在する問題なのですが、やはり情報技術の進化で新しい局面に入ってきたような気がします。
この問題は一体どう解決したらいいのでしょうか。私には分かりません。教員に頑張ってもらうしかないでしょう。
民主主義は決して「良い」制度ではなく、人間が考えた中で一番マシな制度であるということ。日々痛感しています。
ときどき考えてしまうのですが、民衆の知識レベルが徐々に低下してきているのか、それとも、インターネットの普及によってそれが "目につく" ようになってきたのか...。いずれにしても、私にも解決方法がわかりません(笑)
@Aki_ ありがとうございます。そうですよね。 インターネットの存在が大きいと私は思います。ある種のパンドラの箱(Pandora's box)だと言えるでしょう。😬