変な初投稿でごめんなさい。これはエッセイではなく、ただ自分の考えをむやみに書いたものである。校閲もやっていない。

では…

__

「なんで異世界BLの主人公のほとんどが受けになってるわけ？」

というのが、数週間前に買ったＢＬ小説を今朝読み始めて頭に浮かんだ疑問です。もちろん、理由は一応わかるつもりです。実を言うと、先週末行っていたアングレーム国際漫画祭で、ある少女マンガに関する講義的なもので取り上げられた話題にちょこっと似ています。その講義で参加していた研究者は日本人ではないキャラクター、主に白人とアラビア地方出身の人、がよく出てくるBLマンガについて発表していました。それらのマンガで描写されている関係の大半は日本人の「受け」と外国人の「攻め」を合わせているとデータに基づいて、表していました。そこで見える白人もアラビア人も非常に典型的な見方で描かれているとのことでした。BLマンガの外国人キャラは、同じ作品に出てくる日本人キャラと比較すれば、やはりホモセクシュアリティに対する「遠慮」・「違和感」が薄くて、ロマンチックな態度をとるにはまったく恥を感じているように見えません。それだけでなく、性欲に溢れて、積極的に相手を追うことが多いのだそうです。そのような「異常」な関係に対する障害になれる物や邪魔できる者を克服・排除するために、もう一つのことが必要とも、研究者は言っていました。それは「お金」です。外国人の「攻め」のほとんどは王族・貴族・金持ちという半分空想の存在です。要するに、「自由の化身」と言えば過言ではない自分の気持ち・欲望に正直な者で、「受け」を「他界」へ導ていくと言えるでしょう。フランス人の私からすると、そのようなキャラクターは自分が今まで会ったことがある白人かアラビア人とはまったく別の世界から来ている人物だとも主張したいものです。そこで、異世界の話に戻ると、「なんで異世界BLの主人公のほとんどが受けになってるわけ？」という問いに対する答えがそう変わらないと予想できます。異世界に召喚される主人公は日本人・受け・一般人で、その相手になっているキャラは外国人か非人間・攻め・身分の高い人「に決まっている」こと以外に答えはないような気がします。どうでしょう。まだ考え中です。

__

PS. 上記のテキストを腐女子のネッ友とシェアして、一番当たり前な答えを思い出させくれた。ＢＬは主に女性作家によって書かれ、女性の視点から作られている。それに加え、読者の大半も女性である。おそらく「受け」をより身近に感じ、共感できるのであろう。当たり前すぎて、忘れてしまった。てへっ。